皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) 先日、結婚10周年を迎え、ちょっとおしゃれなレストランへ行ってきました。家族絡みでパーティにでもしようかと思ったのですが、昨年12月からなんだかんだとパーティ続きだったし、食べ物も毎回ワンパターンだし、今回は日本にいた頃よく行った「イタリアンレストラン」へ夫婦水いらずで行ってきました。ちなみに今回のタイトルには意味があるので、最後までご覧くださいね。
店の名前は「La Toscana Italian Restaurant」です。ダウンタウンにある店ですが、大通りから少し入ったとこにあるので自然味があります。尚、場所など詳細はこちら↓をご覧ください。
La Toscana Italian Bar and Restaurant (ダバオ) の口コミ36件 - トリップアドバイザー
入口です。ガードさんがドアを開けてくれます。
店内はこんな感じです。私たち夫婦は混んでるのが嫌なので、あえてランチタイムをちょっと外した1時半ごろに行きました。平日だったし、案の定ガラガラで、私たち夫婦にとってはいい感じでした(#^.^#)
まずはワインからです。記念日はやっぱワインかなと思って、毎年ワインを飲んでますが、実は私はワインは苦手なのです(-_-;) ビールとか焼酎、ウィスキーならけっこう飲むのですが、ワインだとどうも具合が悪くなります。ちなみにこのグラスワイン、かなりでかくて、たぶん1杯で350mlはあったと思います。
これはサービスで出してくれました。初めて行かれる方はこの時点で「むむっ、この店は美味しいんだろな」と予感させるでしょう。但し以前行った時は出てこなかった時もあったので、お酒を頼んだ時に出るのかもしれません。
私たち夫婦は日本にいた頃、記念日にはたいていイタリアンレストランへ行ってたので、フィリピンにいながら、日本にいるような錯覚を起こしました。
まずはサラダからで、これにカリカリのパンもついてました。ちなみに愛想のいいウェイトレスさんでした。
サラダの味付けは卓上のオリーブオイルなどでしました。
そしてトリッパ、正確には「Trippa Alla Fiorentina」です。要は牛の胃袋(ハチノス)のトマトソース煮込みです。せっかくのイタリアンですから、日頃食べない物を注文しました。日本の一流イタリアンにも負けないほど絶品です!!
次は妻の希望で「Soaloppine Alla Pizzaiola」です。要は豚肉のトマトソース、モッツアレラチーズ乗せです。肉も柔らかく、これも激ウマでしたが、イタリアンのメニューは選ぶのが難しいですよね。ちなみに妻に「なんでこれを頼んだか?」と聞いたら、「モッツアレラチーズが乗ってるから」とのことでした(-。-;
次は見ての通りのスパゲティ「Aglio Olio e Gamberi」です。エビとニンニクのスパゲティで、程よいアルデンテ、なんかのソースが入っていてネチョっとしており、めちゃくちゃ美味かったです。但しこれだけは以前食べたことがあって、美味しいのは知ってたんですよね、ヘヘヘ(#^.^#)
ちなみにここのシェフはフィリピン人なんです!!初めて行かれる方は信じられないと思いますが、イタリア人のオーナーシェフの元、15年ほど修業したそうなので、もうイタリア人と変わらないのでしょうね。やっぱ人間は「なせば成る」だなと思います。
水を注文したら、有料のミネラルウォーターが出てきてドン引きしました(-_-;) ダバオ市内は水道水が飲めるので、水を頼んで黙ってミネラルウォーターを出すのは、ここではちょっと掟破りなことなのです(-。-;
しかも1本50ペソ(100円)は法外料金です。ここはホテルじゃないですからね。ちなみに若いカップルが後から来たのですが、ミネラルウォーターを外から持ち込んでた意味がわかりました。まあこれが唯一の文句ですけどね(^^;)
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ワインも豊富にありました。でも私はワインは苦手なんで、記念日以外ならビールを飲みます。
で、満腹になったので一服しに外へ出ました。ダウンタウンのほぼ中心部にあるのですが、それを忘れるほど気持ちの良いガーデンです(#^.^#)
そして食後に私が頼んだのはホットチョコレートです。甘味控えめで、ホントのチョコレートの味がしました(#^.^#)
妻が頼んだのはカプチーノで、これも美味しかったそうです。
外のテーブル席もあり、ここもいい雰囲気ですよね(#^.^#)
はい、お会計です!!2人で1865ペソ(4000円弱)は「高い」とも「安い」とも言える微妙な金額です。ダバオ市内で本格的な外国料理のレストランとしては、むしろ安いとも言えるのですが、この金額はダバオの平均的な日給の5日分ですから、ここでは高いことになります。但しこの店は美味しいので、困窮邦人の私でさえ「安い」と感じてしまいました。ちょっと生意気かな・・・
この店はホントに美味しく、私たち夫婦の大好きな店です。しかしちょっと気になるのは「現地フィリピン人はどうか?」ということです。結論から言うと、私は家族はこの店には連れて行きません。というのは、あまりにも本格的で、フィリピン人向けにアレンジしていないからなのです。ではその理由を挙げていきます!
1. トマトソースが甘くない
まず「トマトソースが甘くない」ということです。フィリピン人にとってトマトソースはケチャップが甘いので、甘いのが当たり前なのです。つまりトマトソースが甘くなかったら、美味しく感じないかもしれないのです。その証拠にフィリピン人が好きなトンカツやお好み焼きのソースは甘いですよね。
2. ニンニクそのものの存在
次にニンニクの存在です。フィリピン人も当然ニンニクを使った料理を食べますが、実はニンニクそのものは、あまり好んでは食べないのです。「ニンニクを大きめに炒めて、食べる時は外へ出す」というのが一般的な食べ方なのですが、イタリアンの場合はみじん切りにしてあるので、いちいち出すのはめんどくさく、料理と一緒に食べなければならない・・・これは気になるかもしれません。
3. アルデンテ
もう一つはアルデンテです。フィリピンでスパゲティの麺は、関西のうどんのようにブニョブニョになるまで煮込んだものです。しかし麺がちょうどいい具合のアルデンテだったら、どうなるか?
以前フィリピン人の友人とこの店に来たことがあるのですが、「スパゲティの麺がかたい」と怒ってました。一般的なフィリピン人ならば、こうなる可能性が高いんですよね。まあ「麺は柔らかめにして」と言えばいいのですが、それじゃあせっかくのアルデンテがねえ・・・
4. ピザの生地
そしてピザです。今回は満腹になったので注文しなかったのですが、ここはピザも美味しいのです。但し本格的なイタリアンピザなので、生地が薄いのです。
ここダバオはアメリカンピザのような分厚いパンピザが主流なので、薄い生地のピザはどうなんだろ?という懸念があります。実は以前に別のイタリアンレストランで、アメリカ人が「なんだこのピザは?生地が薄い」とクレームを付けてるとこを見たことがあります。一般的なフィリピン人なら同じように感じても不思議ではありません。
5. ご飯には合わない
あとこれは私たち夫婦の私見ですが、「ここの料理はご飯には合わない」と感じます。私たち夫婦はご飯が大好きで、普段はよく食べるのですが、ここではご飯は食べません。それは合わないと感じるからです。皆さんもご存知の通り、フィリピン人はご飯が大好きな民族で、マクドナルドでさえ、9割型注文するのは「フライドチキンとご飯のセット」で、ハンバーガーは少数派なのです。
最後にダバオのフィリピン人の特性なんですが、「超」がつくほど保守的で、新しいものを口にするとドン引きしてしまう傾向があるのです。ぶっちゃけマニラのフィリピン人とは全然違うし、やはり「フィリピン人は●●だ」と一括りにすることは難しいです。
この店は日本人の方には絶対的にオススメできるし、海外で本格イタリアンレストラン(サイゼリアではなく)へ行ったことがあるフィリピン人の方にもオススメできるのですが、日本人の方がこちらへ来て、現地のフィリピン人と一緒に行くのははたしてどうか?ちょっと微妙な気がします。ではでは!!
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