皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) 私が住むダバオ市は、ただいま防疫封鎖中で外出がままなりません。しかし引きこもりとはいえ、裏庭の自然には楽しみがあるのです。で、今回は裏庭で収穫したカカオから、妻がココアを作ってくれた話です!!
上の画像が妻が作ってくれたココアです(#^.^#) でももしかしたら、これはチョコラテなのかもしれません。その辺は妻も私もよくわかってないのですが、うちではココアと言ってるので、ココアにします。
上の画像がカカオの木です。
カカオはフルーツの一種なのですが、皆さん知ってましたか?
で、フルーツですから、当然実は食べられます。甘酸っぱくて、ライチの味を濃くしたような感じで美味しいのです(#^.^#) 但し実が薄いので、食べるとこはあまりありません。そして実を食べると、種が残りますよね・・・
その種を炒ってから、軽くつぶします。
そしてミキサーにかけ、粉状にします。
その粉状にしたカカオを水でゆで、砂糖を入れます。牛乳ではなく水です!!フィリピンでは牛乳が高いのです。
はい、そして完成です。味はかなり濃厚で、市販のココアとは全然違います。カカオの種は複雑な工程を経てチョコレートになるのですが、この程度のカンタンなやり方でもチョコの風味が出てきます。
そしてこのやり方は今は亡き妻の母、私にとっては義母の作り方だそうです。「だそうです」というのは、実は私は会ったことがないのです(-_-;) 妻と初めて会った2009年の2年前に義母は他界しているのです。どんな人だったのかなあ・・・な~んて、ココア飲みながら考えちゃいました。
上の画像はうちのテラスです。スタバのマグカップはスーパーで1個80ペソ(160円)だったので、間違いなくバッタもんです(-_-;) なわけで、向かいの家の洗濯物を見ながら、会ったことのない義母を想い、カカオの実から妻が作ってくれた自家製ココアを、バッタもんのマグカップで飲むというこのシチュエーション・・・我ながら、なかなか複雑なことしてるなあと思いました。
実は今回のこの投稿、妻に「やめてくれ!!」と言われました。「なんで?」と聞くと、「この作り方が正しいかどうかわからないし、たぶん正しくないから・・・」と言われました。でもそんなの関係ねえ~!!です。亡きお母さんのレシピを継承してることに意義があるし、実際飲めば美味しいし、正しいかどうかなんて、私には関係のないことなのです。
それと妻はもう一つ面白いことを言ってました。「子供の頃は貧乏だったから、よく裏庭で採れたカカオのココアを飲んでた。あとコーヒーも裏庭のコーヒーの実で作った自家製だった」と言うのです。しかしこれって貧乏なんですか?あと妻は「うちは昔貧乏だったけど、裏庭になんかあったから食べ物だけは困ったことがない」と昔を評してよく言います。これって貧乏なんですか?Taga Davao(ダバオの人)の貧乏の概念は、どうも私とは違うような気がする今日この頃です。ではでは!!
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