皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) 最近私が住む街では、植物を入れるプランターが忽然と消えました。私が58年間生きてきた中でも経験のないことで、非常に不思議な現象だと思ってます。
先日買い物へ行く際、妻に「プランターを買ってこい！」と命令されたのですが、スーパーやホームセンターなど、どこへ行ってもないのです。上の画像の左側の棚には、以前プランターがぎっしり並べられてたのですが、それがやたらでかいプランター1種類以外、全て売り切れてました(-_-;)
ホントにどこにもなくて、びっくりしました。しかしよく考えてみると、ロックダウン以降、やたら植物を育てる家が増えたのです。あと流通量もハンパないのです。で、今回はそういう話です！！
うちの裏庭の植物も、観葉植物を中心にかなり売れました。ロックダウン以前は全く売れなかったのに不思議なのです。なぜ売れるのか？いったい誰が買うのか？みんなお金なんてないはずなのに・・・
この鉢は中古の物で、妻のいとこが売ってました。彼女の本業は私立校の教師です。で、数百個あったみたいですが、2日で完売でした。ちなみに3個100ペソ(200円)だったのですが、私が行った時はもう10個ぐらいしか残っていませんでした。
このサイトは私が住むダバオ市内トリル地域の個人販売サイトで、うちの家族や親戚も含めて、この辺の人はよく利用してます。で、このサイトに出してるのは・・・
これはうちの親戚が出した観葉植物です。
これもうちの親戚が出した多肉植物です。
これなんかはキレイなので、同じ多肉植物でも高値で取引されてます。
ぶっちゃけこの手の観葉植物、道端のどこにでもあるような物で、ロックダウン以前は、お金を出してまで買う物ではなかったのです。しかしなぜそれが今売れるのか？私は不思議でしょうがないので、まわりの人にいろいろ聞いてみました。すると・・・
1. 外出できなくなった富裕層が、家の中の物をやたらいじるようになり、植物を買うようになった。だから観葉植物が売れる。
2. 仕事が休みになった中間所得層は、家でヒマを持て余し、土いじりをするようになった。
3. 1と2の動きを察知した低所得層は、家で植物を栽培し、販売するようになった。
の以上3点が大きな要因で、プランターは姿を消したのです。やはりロックダウンの影響でした。私は今回ホームセンターなど3カ所行ったのですが、プランターはどこにもなく、さらに肥料やスコップまで売り切れてて、ホントにびっくりしました。
ちなみに富裕層はこういう物も買うのです。しかしプランター何個使ってんだろ⁉️しかしそもそも私のイメージは「みんなお金ないはずなのに、観葉植物なんかいじってどうすんだろ？」でした。植物でも「野菜を育てる」ならわかります。しかしいろいろ聞いてみると、観葉植物が流通する仕組みがここにはあったのです。
御新築祝・御引越祝・御結婚祝・御出産祝などにとっても喜ばれる観葉植物ギフトはいかが？ 
尚、低所得層の販売先は富裕層や中間所得層だけではないのです。低所得層同士で物々交換(バーター)のネタとして鉢植え植物を利用してるのです。たとえば「粉ミルクと鉢植え植物を交換」みたいな感じです。
私自身ロックダウンは、人生初の経験なのですが、それはダバオ市民も同じことです。そして特に低所得層の商業的なアンテナ力はなかなかのものです。マニラ首都圏では、「お金ない」と泣いてスネてる人たちをテレビでよく見ますが、ここダバオ市ではめったにいません。みんな貧乏でも明るく、ズルく、そしてたくましく生きてます(#^.^#)
では最後に、下のバナー【フィリピン情報】を応援クリックをして頂けると大変ありがたいです。ご愛読ありがとうございました(#^.^#)
「にほんブログ村のブログランキング」に参加してます。上のバナー【フィリピン情報】をポチッと応援クリックをお願いします！！
できればこちらも↑ポチっとお願いします！！
