皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) いや~、前回まで3回連続で社会派長編ブログになってしまい、さすがに疲れました。やっぱり「柄にもないことしたな」というのが実感です(-_-;) なわけで今回から元の「田舎のおじさんのゆるーいブログ」に戻りたいと思います。
で、皆さんは「インスリンプラント」という植物を知ってますか?私は昨日、初めて知りました。で、そのインスリンプラントは、ウィキペディアの翻訳版には「一般名はChamaecostus cuspidatus。ブラジル東部原産のコスタ科の植物です。インドでは抗糖尿病特性のために、インスリンプラントとして知られています」と書かれてました。
Chamaecostus cuspidatus - Wikipedia
上の画像はうちのインスリンプラントです。妻がプランターで3つ育ててます。しかし・・・
しかしフィリピンのサイトを見てみると、どうもややこしいことになってました。上の表を見てください!!学術名が4つ、通称が3つ・・・うちのはどれなんなんだよ???で、それぞれの画像を見たのですが、似た葉っぱでどうもよくわかりません(-_-;) なわけで通称の「インスリンプラント」でこのブログは続行します。
http://www.stuartxchange.org/InsulinPlant
これが葉っぱです。少し厚みがあり、多肉植物っぽい感じです。
こういう時、私のようなゲスな人間は「これ、売れるんじゃないか?」とか、すぐ考えてしまうのです(-。-; 私は初めて知った植物だったので、大発見をしたような錯覚を起こしていたのです。しかしもう売ってました、アマゾンで(-_-;)
https://www.amazon.com/Insulin-Plant-Powder-Costus-Igneus/dp/B07JYYMZSS
あとフィリピン国内の通販(LAZADA)でも・・・
「だったら栽培して、めちゃ高く販売しようかな」と思ってネットを見たら、通販(Shopee)で普通に売ってました(-。-; しかも250ペソ(500円)とさほど高くもないので、ボロ儲けは無理だなと思いました。まさにゲスの極みでござる。
で、上の画像は妻がインスリンプラントの葉っぱを切って、ジューサーにいれてるとこです。
そしてオレンジジュース少量と混ぜました。しかしなぜか葉っぱは、ジューサーでは細かく砕かれなかったです。これは糖尿病の義姉用に妻が作ったもので、最初に私が味見したのですが・・・
まずい!!!!!
としか言いようがなく、義姉に飲ませるのは断念しました。苦いし、臭いし、これは無理でした。というのは義姉には知的障害があるので、自分が糖尿病だという認識がなく、薬用として飲む意味がわからないからなのです。つまりこんなまずいものを飲まされたら、それは単なる嫌がらせになってしまうのです(-_-;)
しかしO型さそり座の妻は、ちょっとやそっとであきらめる女ではありません。そして今度は棒状の物で押して柔らかくし・・・
ジューサーのアタッチメントのようなものを変えてトライしました。
すると今度はジュース状になりました(#^.^#)
そしてまたしても味見役は私です、なんでやねん(-。-; ところが今度は、なぜか苦みや臭みもほぼ消失し、問題なく飲めました(#^.^#) つまりこの葉っぱはジュース状にすれば飲めるのです。
で、「みんなはどうやって食べてるのだろうか?」と思い、妻が昨年テレビで見たという動画を探しました。すると出演した人は、葉っぱをそのまま食べてました(-_-;) でも義姉の場合は無理なんです。
ちなみにうちのまわりのフィリピン人は、薬草をそのまま食べる習慣があるようです。上の画像は隣の妻の実家の前のグアバの木です。グアバの葉っぱは腹痛に効くらしく、いろんな人がこの葉っぱを勝手に取りに来て、道端で勝手に食べてます。おかげでこの木はいつもスカスカで、何年経っても全然大きくなりません(-。-;
そして妻の十八番マルンガイジュースにインスリンプラントジュースとヨーグルトを足し・・・
出来上がったのは「スーパーマルンガイ&インスリンプラントジュースヨーグルト入り」です。そして義姉も美味しそうに飲んくれました。しかしこのジュースの名前は・・・
長い!!!!!
ジュースの名前が長すぎますよね(-_-;) しかし栄養は素晴らしいものがあると思います。妻はロックダウン以降、家族の健康を願って、2日に1回はめちゃくちゃ手間のかかるマルンガイジュースを作り続けてきました。そして今回はどこから調達したのかよくわからないインスリンプラント・・・
尚、フィリピンの文献には、「インスリンプラント(Chamaecostus cuspidatus)としても知られるコスタスイグネウスは、その薬効で知られており、2型糖尿病の治療に役立ちます。葉はインスリンの産生を助け、私たちの体の血糖値を制御します。 インスリン植物の葉にはコロソリン酸が含まれており、これによりインスリンが生成され、糖尿病の治療に役立ちます」と書いてありました。つまり2型糖尿病の義姉には効果を期待できるのです。
まあそれもこれも義姉や義父を病院へ行かせたくない一心からなのです。まあ病院はやってはいますが、義姉は糖尿病の他に高血圧もあり、今まで月に1回は近所の私立病院へ検診に行ってました。
しかし今は家族全員「絶対に行かせてはならない」と言ってます。もちろんそれはコロナ感染を恐れてのことです。義姉は間違いなく免疫力が低いからです。そしてダバオ市内のコロナ指定病院は、検査担当看護師が多数感染したそうで、他の看護師もやめ始めてます。つまりもう検査自体が危なくなってきたのです。あとはそれがどこに飛び火するか・・・
しかし義姉は幸い、毎日裏庭のココナッツの木の朽ちた茎を集め、元気にほうきを作っています。そしてロックダウン以降、そのほうきがよく売れるので、便乗して値上げもしました(-。-; みんな家にいるから、そうじの機会が増えたんですかね?ちなみにビサヤ語でほうきのことを「シルヒグ(silhig)」と言います。
実は私が妻との結婚を決めたのには、この義姉の存在があったからなのです。私が妻と初めて出会ったのはインターネットでした。12年ほど前ですが、当時FriendsterというSNSがあり、そのサイトで知り合いました。そしてそこからYahoo Messengerで1年ほどチャットし、今から11年前の2009年に初めてダバオへ来たのです。
マニラ近郊は何度も行ってた私ですが、知り合いも誰もいない初めてのダバオに、当時ドキドキしました。しかもネットでしかやりとりしてない相手と初めて会うのです。
「ダバオ空港に本当に迎えに来てくれるのだろうか?」「会ってみたらワキガだったらどうしよう」「家族の中にアブサヤフがいたらどうしよう」とか、いろんなことを考えながら、神奈川県の自宅から17時間かけてダバオの地を踏みました。
そして妻の実家に2週間ほど泊まることになりました。ちなみに上の画像は当時の状態で、その後敷地内にサリサリ作ったら変な感じになっちゃいました(-。-; 当時私はフィリピン人と結婚するならば、その家の家庭環境を知らないと、後々致命的になると思ったのです。そしてその時、全くしゃべらない妻の姉を見て、私は正直愕然としました。
しかし妻の家族の障碍者に対するあまりの自然な接し方に「この家庭で育ったならば間違いないだろう」と思って結婚したのです。もちろん義姉の存在がなくても結婚したかもしれません。しかし義姉の存在が後押ししてくれたことは間違いありません。決して裕福ではなかったですが、私はあの時、妻の生まれ育ちのエビデンスをしっかり見れました。
上に画像は妻と義姉で、右が義姉です。そしていつも姉妹仲良し(#^.^#) このインスリンプラントが効果があり、義姉が薬なしで生活できるようになれば、うちにとってこれほどいいことはありません。
薬なんて所詮は化学薬品、体にいい化学薬品なんてあるわけないですからね。というわけで、いずれまたインスリンプラントのレポートやります。どのぐらい効果があるのか?今はまだわかりませんが、期待してます。ではでは!!
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