皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) 正月に「フィリピンの七不思議」を考えて、不思議に思ったことをピックアップしてたら、20個以上出てきてしまい、これでは「七不思議」にならないので、何回かに分けることにしました(-_-;)
尚、この七不思議の内容はあくまでも傾向であり、100%そうだというわけではありません。特に私の場合はフィリピンの南部に住んでますから、ルソンなど北部ではまた違う風習があるかもしれません。でもだいたいこんな感じかな⁉️
- 1. 右手にスプーン、左手にフォーク
- 2. ジーパンでもまあまあ正装になる
- 3. カラオケ機の自宅普及率がやたら高い
- 4. ほとんど泳げない
- 5. 食事の回数が多い
- 6. トイレットペーパーがない
- 7. メニューがあてにならない
- まとめ
1. 右手にスプーン、左手にフォーク
日本の皆さんは箸以外なら、左手にフォークで、右手にナイフでしょ⁉️ところがフィリピンでは、右手にスプーンで、左手にフォークというスタイルで食事をします。
但しこのスタイル、慣れると便利なんです。私は今は箸よりもこの方が全然食べやすいです。スプーンはナイフ代わりにもなるし、ご飯やスープも食べられます。で、左手のフォークは抑えたり、スプーンに運ぶために使われます。ちなみにスパゲッティでも右手のスプーンで食べるので、あらかじめ麺を切ってから茹でる場合が多いです。
これはスペインによる植民地支配が約350年間続いたことによる影響だそうですが、要は支配していたスペイン人が、フィリピン人の反乱を恐れて、危険であるナイフをスプーンに変えさせたということです。
あとほとんどの中南米国も当時スペインに統治されてましたが、どうなんですかね⁉️やっぱ右手にスプーンなんですかね⁉️しかしタイやインドネシア、マレーシアも右手にスプーン、左手にフォークと同じスタイルです。この習慣はスペイン統治云々もあるのかもしれませんが、単に東南アジアの習慣のような気もします。実際どうなんですかね⁉️
2. ジーパンでもまあまあ正装になる
たとえば市役所やイミグレーションなど、公的な場所へ行く場合は「長ズボン+靴」でないと、入れてもらえない場合があります。但し白人のアメリカ人の場合は「短パンにサンダル」でもOKのようで、フィリピン人はよほどアメリカ人には弱いようです。でも白人に弱いのかな?
「ジーパンで正装になるものかな?」と、かつて私が思ったのは、結婚式の時でした。私の感覚だと、ジーパンは単なる普段着で、作業着ぐらいの感覚でした。しかし私の結婚式もそうでしたが、他の方の結婚式へ参列しても、必ずジーパンの人がいるのです。でもマナー的には問題ないそうです。要は「長ズボンならいい」ということみたいです。
3. カラオケ機の自宅普及率がやたら高い
これにはビックリします。これはうちのまわりの話ですが、冷蔵庫や洗濯機がなくても、「カラオケ機だけはある」という家が少なからずあるのです。しかもそれがうちのよりもいい機種だったりします。でも・・・
先に冷蔵庫買えよ!!
とも思うのですが、どういう感覚なんですかね⁉️まあこちらは南国ですから、洗濯機はなくても暮らせますが、歌う事より食べる事の方が大事でしょ⁉️暑いから食べ物はすぐ腐っちゃうし。これだけはいまだにどうもよくわかりません(-_-;)
4. ほとんど泳げない
日本の皆さんは、フィリピンは海に囲まれた南国の島国なので「フィリピン人は泳げる」と思ってる方が多いようですが、全然違います。ほとんどのフィリピン人はまず泳げません(-_-;)
これは小学校や中学校など、公立校はもちろん、私立校でもめったにプールがないので、泳ぎ方を習う機会がないからなのです。もちろんフィリピン人は海やプールが大好きなのですが、大人も子供も水中でただひたすらバチャバチャしてるだけなのです。
但し例外は富裕層の子女と父親がアメリカ人の場合です。たとえ私立校でもプールはめったにありませんが、リゾートプールの水泳教室に通わせたりするので、たまに泳げる子もいるのです。しかし不思議なのは父親が日本人の場合で、富裕層であっても、子供がしっかり泳げるケースは少ないのです。これについてはなんでかわかりませんが不思議です。アメリカ人と日本人は何が違うんだろ⁉️アメリカ人の富裕層なんて、フィリピンにはめったにいないんですけどねえ・・・
5. 食事の回数が多い
私も人のことをとやかく言えないのですが、「フィリピン人はいったい1日に何回食べるんだろ⁉️」と思います。特にわからないのは、朝食前のおやつです(-_-;)
日本の皆さんは、朝パンとコーヒーで朝食終わりでしょ⁉️しかしフィリピン人は違うのです。朝パンとコーヒーで、その後にしっかり朝食(ご飯)を食べるのです。まあ「ありえない」と思いながらも、私もやっちゃってますが(-_-;)
フィリピンは「メリエンダ(おやつ)文化」が発達しており、街中におやつが溢れてます。日本で言えば「たい焼き屋とたこ焼き屋だらけ」みたいな感じなのです。つい買っちゃうみたいな感じなのかな⁉️まあ私もですが(-_-;)
6. トイレットペーパーがない
高級ホテルや一部商業施設にはありますが、基本的にトイレットペーパーがありません。なわけで、フィリピンへ来られる日本人の皆さんは、常にある程度の紙をバッグに入れて移動される方がいいと思います。
では一般家庭ではどうしてるのか?答えは「洗う」のです。シャワーがトイレ脇にある場合はシャワーで、ない場合はバケツに水を溜め、桶を使って洗うのです。というのは、フィリピンは水代が安く、トイレットペーバーは高いからです。ちなみにうちのまわりのスクワッター住民は井戸水を使っているので、生活用水はただです。
7. メニューがあてにならない
レストランに行ってメニューを見て、それを注文するのが普通ですよね。ところがフィリピンでは「絶対に注文出来る」とは言えないのです。とにかく「ない」と「売り切れ」がやたらとあるからです(-_-;)
しかし「大手ファストフードなら大丈夫だろ⁉️」と思われるでしょうが、ファストフード店でも「ない」ということがけっこうあるのです。さすがに「ジョリビーでフライドチキンがない」とか「マクドナルドでハンバーガーがない」というのはないと思いますが、新メニュー商品などはないことも多々あります。
要するにメニューに対する責任感がないんですよね。「ないならないでいいや」というのがフィリピン流ということです。したがってフィリピンに来られる皆さんは「●●レストランの●●を食べに行く」なんて意気込みで行かれるのはおやめになった方がいいですよ。感覚的には「あればラッキー」ですね。まあ無難なのは大型モールです。1軒で食べたいものがなければ、他の店もたいていありますから。
まとめ
今回の七不思議、実は今の私にとっては全然不思議ではないのです。フィリピン在住者としては普通のことばかりで、特に不満もありません。つまり今回の内容を厳密に言うと、「私がかつて不思議に思ったこと」なのです。
以前は「不思議に思っていたこと」が今では「別に不思議ではない」と感じるようになり、自分がどんどんフィリピン化されていくのがわかります。特に箸はもう使うのが苦痛になりました。いいんだか悪いんだかよくわかりませんが、おそらくこの国に自分の骨は埋めるので、「ま、いっか」という感じです。ではでは!!
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