皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) フィリピンの公用語はタガログ語ですが、私が住む場所はフィリピンの南部ミンダナオのダバオ市で、通称「ビサヤ」という言語が使われてます。で、今回はそのビサヤ語の中に、時折日本語に聞こえる言葉があるので、それらを紹介したいと思います。では「日本語に聞こえるビサヤ語」イキます!!
まずは「dora oh(ドラオー)」です。これは「そこだよ!!」という意味で、大人から子供までよく使われる言葉です。で、私はかつて毎日のように麻雀をやっていた人間なので、どうしても麻雀の「ドラ」を連想してしまいます。麻雀をやってた頃、ドラを切る時に「ドラ〜」みたいなこと言ってましたからね。
次は「uban ko(オバンコ)」です。これは「私も一緒に〜」という意味で、私の場合は車でどっかに出かける時、近所の親戚の子供が寄って来てこれを言われるパターンが多いです。ちなみに上の画像は親戚の子で、以前「オバンコ〜」と言われて連れて行きました。
ビサヤではoとuを逆に発音するケースが多く、このまま読めば「ウバンコ」なんですが、ここダバオでは「オバンコ」になり、たいてい子供が叫ぶので「オバンコ〜」になります。
しかし初めて聞いた時はギョっとしました。だって「オ●ンコ」に聞こえちゃいましたから。尚、「●」はご想像にお任せします。ダバオに来られる機会がある方は必ず聞く言葉ですが、そう聞こえると思いますよ(-_-;)
次は「ok ra(オッケーラ)」です。意味はそのままで「大丈夫だよ」ですが、この辺の人間は「ッ」がほぼなく、「オケラ」と発音するので、どうしても「オケラ」を連想してしまうのです。
で、調べてみたら、オケラって虫の名前だったんですね(上の画像)。そして漢字なら螻蛄(けら)、これ難しくて、もし見てたとしても読めなかったと思います。つーか、こんな虫は見たことないです。ちょっとキモいな。
但し私が連想した「オケラ」は虫のことではなく、「一文無し」のことです。たとえば 「競馬で負けてオケラになる」みたいなオケラです。だから「大丈夫だよ」と言われても、「一文無しだよ」と言われてるような気がした時期もありました。
次は「amping mo(アンピンモー)」です。意味は「気をつけてね」で、タガログなら「ingat」になります。これもよく使う言葉ですが、いまだに聞くと、「アンパンマン」を連想してしまいます。あと「あんぽんたん」を連想する時もありました。
次は「way sapayan(ワイサパヤン)」です。意味は「どういたしまして」で、タガログでは「walang anuman」になります。正確には「walay sapayan」なんですが、walayを省略してwayになる時の方が多いです。英語でwayなら「ウェイ」ですが、ビサヤだと「ワイ」になるのです。
で、これ、何度聞いても大阪弁にしか聞こえないんですよね。ワイとヤンの2つが大阪弁風で、「わいはサパやんやで」と言ってるように聞こえ、妙に親近感が湧いたりします(-_-;)
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最後は「ambot sa imo(アンボットサイモ)です。これは「あんたなんか知ーらない」という意味で、少し怒ってる時に使われます。怒った時タガログ圏ならば、「putang ina mo(プータンイナモー=お前の母親は売春婦)」など、かなりキツイ言葉が使われますが、ダバオだと「あんたなんか知ーらない」という程度で、ソフトな表現になります。
で、これは少し怒った時に使われるので、語気から「このイモ野郎!!」と言ってるように聞こえるのです。せっかくのソフトな表現なのに皮肉なもんです。
フィリピンの公用語はタガログと英語ですが、私が住むダバオ市では、タガログではなくビサヤ語(セブアノ語)が使われています。ぶちっちゃけタガログや英語はほとんど聞きません。ビサヤ語は方言のようなものですが、方言と言っても名古屋弁のように知らなくても理解できるレベルではなく、沖縄弁のような別物なので、たとえばマニラなどタガログ圏へ行けば、ビサヤ語は全く通じなくなります。
ちなみに厳密にはビサヤ語とセブアノ語は若干違いがあるらしいのですが、私も妻もその違いをよくわかってません。まあほとんど同じみたいで、「ビサヤ語=セブアノ語」という解釈もあるそうです。フィリピンにはいろんな言語があるもんですね。ではでは!!
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