皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#)
今回はカカオの話です。カカオの学名は「あおぎり科テオブロマ属カカオ」、テオブロマとは「神様の食べ物」いう意味で、メキシコのアステカ族の神話に由来しており、昔は王様や貴族など上流階級しか食べれない貴重な食べ物だっだそうです。で、そのチョコレートの原料のカカオの実はそのまま食べることもできるのです。そしてそのお味は・・・
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上の画像は裏庭のカカオの木です。ぶっちゃけもう数十年、何の手入れもしてません(-_-;)
こんな感じで実がなります。どのぐらいが収穫期なのかよくわかりませんが、うちの場合は、ダウン症の義姉がおやつとして自分で収穫してます。そしてうちでカカオの実を食べるのは、その義姉と私だけです。
何個か取れました。鉈のようなもので叩くと、パカっと割れます。
中身はこんな感じです。そーです、カカオは基本的にフルーツなんです。日本の皆さん、ご存じでしたか？
ジャーン！！！！！
これがカカオの実です。以前初めてこれを食べた時、チョコレートの味がするもんだとばっかり思っていたのですが、全然違ってビックリしました。ライチをもう少し甘酸っぱくしたような味で、美味しいです。但し果肉が薄く、ほとんど種ばっかりで食べるとこが少ないから、みんな食べないのだと思います。感覚的にはライチキャンディですね。
カカオにはどんな栄養があるのか調べてみました。種の方のカカオ豆にはいろいろ素晴らしい栄養があるようですが、果肉の方はどうなんですかね？同じなんでしょうか？チョコレートの苦みと実の甘酸っぱさがあまりにもかけ離れているので、私は個人的には違う栄養があるような気がするのです。でも実際のとこはわからないです(-_-;)
これがチョコレートの製造工程です。気が遠くなるような手間がかかります。以前うちの家族に「なんでチョコレート作らないの？」と聞いたら、「めんどくさいから」と言われました。でも調べてみてわかりました。たしかにめんどくさいです(-_-;)
ダバオ市はフィリピン政府から「チョコレート特区」に指定されてるぐらい、フィリピン国内ではカカオの産地です。なわけでダバオにチョコレート博物館も出来たのですが、あまり認知度がありません。行くのは観光客とごく一部の富裕層のみです。なんせ入場料1人250p(500円)はべらぼうに高く、だったら「美味しいものでも食べに行こう」になるのが普通の市民感覚です。
SMというモールで売られているマラゴスチョコレート、小袋入り395〜495p(800～1000円)・・・
ありえなーい！！
ぶっちゃけ信じられない高さです。この場所で1年ぐらい前から売ってますが、見てる人はいるものの、買ってる人を一度も見たことがありません(-_-;) まあそれでも富裕層は買うんでしょうね。あとはインスタ映えを狙った学生とか・・・こういうとこは日本人と同じですから(-_-;)
出たっ、3400円のチョコレート！！
マラゴスチョコが高級なのはわかります。しかし1650ペソは日本円で3400円です。ダバオ市で一般的な日給は800円程度なので、要はこのチョコレートの詰め合わせは4日分の給料ということになります。これは私の勝手な予測ですが、おそらくここは売ることが目的ではなく、アンテナショップかショールーム的な存在だと思います。しかし地元ダバオでこの金額ですから、輸出したらどういう金額になるんですかね？考えただけでも恐ろしい・・・
というわけで、私はカカオの果肉は食べてますが、地元産チョコレートは食べてないという困窮邦人なのです。チョコレートはもちろん好きですが、ないならないで、ダバオにはもっと美味しいものあるし、これから先も地元名産のマラゴスチョコを食べることはなさそうです。ちゃんちゃん('◇')ゞ
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