皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) 今回は前回に続いて「バナナ料理」です。日本の皆さんが日頃食べてるバナナはフィリピンか輸出されてるものが多いのですが、ではどういう風に出荷されているか?ご興味ある方は、ぜひ私が以前に投稿した記事でご覧ください↓。
バナナの出荷工程あれこれ@フィリピン - そうだ!フィリピンに住もう
上の画像はラカタンという種類のバナナで、日本の皆さんが日頃食べてるバナナに近いものです。但し味は濃厚で日本のバナナとは全く違います。一説によると、この種類はバナナシェイクやバナナケーキにとくマッチするそうですが、私はこれがバナナシェイクやバナナケーキに入ってるとは到底思えません。というのは、ラカタンは高いからです(-_-;)
上の画像は若干ピンボケですが、バナナキューです。バナナキューにも種類があって、油で揚げて串に刺したものもありますが、私の地域では焼いて、怪しいマーガリンを塗って、砂糖をかけたバナナキューが一般的です。
というのは焼く方がお金がかからないからです。私の地域で焼くというのはバーベキューのことですが、燃料は炭ではなく、枯れたココナッツの枝の茎を使用しており、基本タダなのです。こちらでは食用油は高いし、揚げるとなるとガスも使うので、貧困地域のバナナキューはこんな感じになります。ちなみにこれは1本5ペソ(10円)です。
上の画像は、うちで揚げながら砂糖をまぶしたものです。これを串に刺せば、一般的なバナナキューになりますが、私はそれはあまり食べたくないのです。というのは外食の油は、使いまわしで質が悪いからです。なわけで揚げ物は基本、家で食べたいと思ってます。でもジョリビーのフライドチキンは美味しいけど(;'∀')
海外レストラン予約実績15万件!ご要望通りにレストランを予約します
砂糖を加えて揚げたバナナの白ゴマ入りです。フィリピンでは白ごまを使ったおやつもちょいちょいあります。中国の影響なんですかね?ちなみにこの時のバナナは少し熟しており、揚げたらグニャグニャになってしまって失敗だったそうです。でも美味しかったけど(;'∀')
前回のポッチェロ以外にもバナナ料理はあります。上の画像はアドボンバーブイというフィリピンの伝統的な豚肉の煮込み料理です。味付けは醤油と酢が半々なので、けっこう酸っぱい料理です。
但しこのバナナ入りアドボはミンダナオ特有のものかもしれません。ルソンあたりのフィリピン人は「ありえない」って言いますからねえ(-_-;) それもそのはず・・・実はこれ、カサ増しなんですよね。肉は高いからバナナを足して量を増やすという貧乏料理なのですが、これはこれで美味しいのです。
じゃーん!!バナナ入りアドボンバーブイの盛り付けです。美味しそうでしょ~(#^.^#)
上の画像はご存じハロハロです。生ではなく、バナナの甘露煮がちよっとだけ入ってます。
上の画像は中華料理チェーンChowkingの「白いハロハロ」です。これにはバナナがたっぷり入ってますが、バナナは原価が安いので、普通のハロハロと同じ値段ならば、損したような気分になります。でも美味しいんですけどね(;'∀')
上の画像はバナナケーキです。フィリピンのバナナケーキ、なぜか値段がピンキリでばらつきがあります。使ってるバナナが違うのかもしれませんが、高くても安くても味はさほど変わりません。とにかく出来立てのバナナケーキは激ウマなのです(#^.^#)
では最後にトゥロンというバナナの春巻きです。バナナに黒砂糖をまぶしてから皮に包んで揚げるというのが一般的ですが、たまにチョコレート入りもあったりします。先程も言ったのですが、これ家で作った方がいいです。特にストリートフードとして売ってるものは、油の質が悪いせいか、私はちょっと気持ち悪くなります。
日本でも作れますが、サバが一般的なスーパーにはないので、普通のバナナを使うと、中がトロトロになってしまうと思います。やっぱ調理用のバナナはサバでないと、美味しくないと思うのですが、それは好みなんで、トロトロになってもかまわないという方はやってみてもいいと思います。
まとめ
バナナはもちろん美味しいのですが、ぶっちゃけフィリピンでも特別感がないんですよね。しかしそれでも南国では「なくてはならないもの」という気がします。思い返してみれば、私が移住を決意できたのは、このバナナのおかげでもありました。で、私の初回のブログ↓をもう一度見直してみたら、やはりそんなことが書かれており、自分でも苦笑していました。とにかく私はこれからもバナナと共に生きていきます。ではでは!!
なぜ私はフィリピンへ移住したのか? - そうだ!フィリピンに住もう