そうだ!フィリピンに住もう

ダバオ Davao Dabaw byえくえく

シニガンは何派ですか?@フィリピン

皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) 皆さんは「シニガンスープ」をご存知ですか?フィリピンでよく食べられる一般的なスープの名前なのですが、タイの「トムヤンクン」ほどは知られてないと思います。で、今回はそのシニガンの話です。

 

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これがシニガンの一般的な作り方です。酸っぱさの素のタマリンドもタイのトムヤムクンと同じで、似た料理なのです。「Sinigang na hipon」というエビのシニガンなんかを辛くすれば、ほとんどトムヤンクンなんですよね。

 

しかし「世界三大スープ」の一角であるトムヤムクンに比べると、シニガンは世界的にはあまりにも無名すぎて、ちょっと悔しい気もします。味はそんなに変わらないのに、なんでそんなに評価に差があるんですかね⁉️

 

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フィリピンの家庭で作る場合は、この3つのフレーバーのスープの素があります。で、皆さんはどのシニガンがお好きですか?Originalが最も一般的で、Gabi(里芋)はスープがドロっとしており、どちらも美味しいのですが、私は・・・

 

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私はこのMiso Sinigang(ミソシニガン)派なのです!!なんとも言えず「日比折衷」のような味で、最近はこれしか食べてません。ちなみにダバオ市民はルソンの人たちほどシニガンを食べる習慣はないのですが、私自身がシニガンを好きなのです。

 

 

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これがミソシニガンです。ちなみに私はこれにチリパウダー(唐辛子の粉末)を少しかけて食べます。日本で言えば、七味的な感覚です。あと煮る時に砂糖をほんの少し入れるのが、えくえく流です。もちろん普通のシニガンも美味しいのですが、これを食べると、物足らなく感じるのです。

 

実は私はかつて、このMiso SinigangのMisoを「マイソ」と読んでいたので、このMisoが「日本の味噌」のことだとは思わなかったのです。こんな超フィリピン的なシーズニングに「味噌味」があるなんて思わないですよね(-_-;)

 

で、なんで私はMisoをマイソと読んでいたかというと、「MILO=マイロ」だからです。日本でも一般的な「強い子のミロ♬」はこちらではマイロと読みます。ちなみに英語ではマイロなので、ミロと読む日本の方が希少国なのかもしれません(-_-;)

 

 

実はシニガンにはちょっとした思い出があり、10年前結婚して妻が来日した当初に、私のリクエストでシニガンを作ってくれたことがありました。

 

しかしシニガンにニンジンとジャガイモが入ってて、しかも生姜まで入っており、あまりのマズさに私はビックリドンキーで、「シニガンスープの素を使っても、ここまでマズくなるのか?」と思いました。しかし妻に悪気があったわけではなく・・・

 

妻は私と結婚するまで、シニガンを食べたことがなかったからなのです(-_-;) 当時私は「そんなフィリピン人いるのか?」と思いました。しかも私と結婚するまでカラオケすらやったことないと言うので、結婚前にカラオケ機器を買って、特訓させたぐらいです(-_-;)

 

しかしよく考えてみたら、妻の実家でシニガンを食べたことは一度もなかったのです。ちなみに私の地域ではシニガンよりも生姜味のスープが好まれる傾向があります。

 

そしてそのあたりから「フィリピンは●●だ」という話は、話半分ぐらいにしか聞かなくなりました。私は12年前初めてダバオ市へ来るまで、滞在してたのは主にマニラ首都圏などルソンで、フィリピンの基準はルソンだったのです。

 

そして「フィリピンは●●だ」という話の基準はたいていルソンなのです。ほとんど当てはまりますから。しかしフィリピンの人口1億人のうち、私が住むミンダナオ島には2500万人の人がおり、ルソンの基準で物事を考えると、今の生活には支障をきたすのです。

 

 画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、立ってる(複数の人)、植物、屋外

3年前に現在の私の家を建て替えした際、隣の妻の実家に8カ月ほど居候してました。で、一度も食卓に好物のシニガンが出てこないので、シニガンの素を買ってきて、義弟に作ってもらうよう頼みました。

 

するとキャベツとモヤシ入りのシニガンが出てきて、卒倒しそうになりましたが、こっちが頼んだので文句を言うわけにもいかず、ありがたく頂きました(-_-;)

 

私の一族は近隣に200人ほどいるのですが、みんなシニガンをめったに食べません。で、数人に聞いたのですが、一様に「あの粉末で食べ物本来の味がわからなくなるのが嫌」とのことでした。

 

 

つまり「自然な素材を活かす」というのがダバオ人の考え方なのです。よく「フィリピンは●●だ」で言われる「フィリピン人は味の素が好き」ですが、地元の人たちは味の素などのシーズニングを毒だと思って嫌がっているのです。

 

まあそういう地元感覚も理屈は理解できますが、私はシニガンが好きなのでこれからも食べます。あと個人的には「シニガンのいいところは塩分がないこと」と思っているのですが、ルソンの有名レシピではたいていパティス(魚醤)を入れてます。私はこれこそが意味のないことだと勝手に思ってます。それは現在の私の血圧「125-85」は維持するのに、強い塩分はいらないからです。

 

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