皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#)
今回は日常生活に欠かせない近所の公設市場を紹介します。ちなみに現地の言葉で公設市場のことをパレンケ(palengke)と言います。
大変恐縮ですが、↑応援クリックをポチっとお願いします。
Toril Public Market、ここがうちから最寄りのパレンケで、車で10分ぐらいで行けます。うちの方は若干田舎ですから駐車場はもちろんなく、路上駐車になります。
施設内に入るとマグロの仲間(bariles)の頭など、水揚げされたばかりの新鮮な魚が並びます。ここは漁港からも車で5分のとこにあり、午前中は新鮮な魚をゲットできます。但し冷蔵庫がないので、午後は必然的に新鮮ではなくなりますが、夕方入荷される場合もあるので、その辺は微妙です。
シラスよりもちょっと大きい魚(bulinaw)です。この手の魚は卵と一緒に焼いて食べるのがダバオ流です。カルシウムもたっぷり摂取できますよ~。
赤いのはラプラプという魚で高級魚です。品の良い白身魚ですが、高いのでうちはたまにしか食べません。ちなみに油で揚げて、野菜あんかけをかけて食べるのが最もポピュラーな食べ方です。ちなみにラプラプというのは、16世紀にキリスト教への改宗と服従を迫ったマゼラン軍と戦った英雄の名前です。
上の画像の左がビロンビロン(bilongbilong)という平べったい魚で、右がバリリソン(barileson)という小型マグロみたいな魚です。値札の単位はもちろんペソで、1kgいくらと書いてます。たとえば120という表示は1kg120ペソという意味で、日本円にすると今の為替ならば260円ぐらいになります。ダバオ市は物価が安く、マニラやセブに比べると住みやすい街です。
尚、新鮮に見える魚ですが、前日の売れ残りが紛れてたりすることもあるので、一定の目利きは必要になります。エビなんかは自分で一つずつ選んだ方がいいですよ。でないと変なやつを混ぜられますから。
アドボンマネという味付けピーナッツでニンニク味です。この日は1㎏150ペソ(330円)でしたが、値段は時期で変動します。フィリピン産のピーナッツは小さいですが美味しいです。お酒のつまみにもいいですね。ちなみに皮付きと皮なし、値段は同じですが、私は皮付きの方が好きです。
施設の外側にはフルーツ店が立ち並びます。人気のマンゴーは時期にもよりますが、最近は60〜80ペソの価格帯です。他のフルーツはもうちょっと安いのが多いです。
外には八百屋も立ち並びます。野菜も最近安くなって1㎏30〜40ペソ(80円ぐらい)というのが多いです。但しレタスは山の上の寒冷地でしか栽培できないので、少し高めになってます。ちなみに「レタスのサラダを食べる」というのは、ちょっとしたお金持ちの象徴になってます。
干物もいろんな種類があります。キロ売りもありますが、1個10ペソ(22円)で買う人が多いです。かなりしょっぱいので、高血圧の人はやめといた方がいいと思います。ちなみにダバオではパティス(魚醤)があまり一般的ではなく、少し塩気が欲しい時はパティスの代わりに干物を食べたりします。
おやつコーナーです。餅菓子や揚げパン、キャッサバ芋のお菓子など多種多様です。値段はまちまちですが、まあ安いです。一袋100円以下のものばかりですから(#^.^#)
パレンケは食べ物以外の商品もあります。この店では海賊版DVD専門店を売ってます・・・というより、この街には本物のDVDがなく、まるで中国みたいです(-_-;) 私の知る限り10年前からこのまんまなんですが、一向に摘発される気配がありません。まあダバオ市の中心部のモールへ行けば本物もありますが、値段が全然違うんですよね、10倍とか。実は不思議なことがあります・・・・・
音楽CDがない!!
4~5年前までは間違いなくあったのですが、なぜか消えました。店員に聞いても理由はわからず、なんでですかね?ネットで聞けるからですかね?ダバオではUSBから聞くのが今は一般的です。
そしてのどが乾いたら外に出て、1杯5ペソ(10円)のココナッツジュースを飲みます。ココナッツ丸ごとだと30ペソ(70円)ですが、うちは裏庭に山ほどあるので買うことはありません。
疲れた時はやっぱ座りたいので、パン屋で休憩します。ここはパナデリアという老舗のパン屋で、焼き立てパンが激ウマです。値段はまちまちですが、1個10円~40円ぐらいです。
私は以前ヒマな時、ここに小一時間座ってピープルウォッチングをしてました。それだけでもけっこう楽しかったです。最近はしてないので、またしよっかな。実は大学時代の授業でピープルウオッチングがあったので、懐かしく感じたりするのです。
上の画像がパナデリアです。奥で職人さんがパンを焼いており、いつもいい匂いがするので立ち止まってしまいます。あとここには親切な女性店員さんがいて、「だんだんビサヤがうまくなってきたね」と行く度に評価してくれるのが嬉しかったりします。
パレンケを出てすぐ外にある謎の揚げ物は鶏の腸のから揚げです。甘酸っぱい、これまた謎のソースに付けて食べます。私はこれ、けっこう好きです。でも衛生的に絶対とは言えないので、オススメはできません。
上の画像にタイトルを付けるとすれば「戦い済んで日が暮れて」かな⁉️ 私はモールよりもパレンケで買い物する方が好きです。安いからという経済的な理由もありますが、活力あって、自分は生きてるなと実感できる場所です。店員さんとのやり取りや駆け引きも楽しいですね。モールのグロッセリーだと、店員さんとやりとりはほとんどないので、ただ買い物に来たみたいな感じでつまらないです。モールの買い物を東京とすれば、パレンケでの買い物は大阪みたいな印象があります。
ちなみにうちは肉に関してはパレンケでは買いません。魚が冷たい状態で水揚げされたばかりなら冷蔵庫なしでもいいのですが、さすがに肉類は冷蔵庫ナシはちょっと・・・。なわけで肉類のみは肉屋かグロッセリーで買ってます。ではでは!!
もういっちょ~!!出来れば上のバナーもポチッとして頂けると大変有難いです(#^.^#)