皆さん、こんにちは。えくえくです(^_^)
先日の結婚式の際、実はバッテリーがあがって車が動かなくなりました。今回はその時の様子をお伝えしたいと思います。
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教会での式が終わり、さて新郎新婦の家へ行くぞという時、エンジンがかからない・・・・・
げっ、バッテリーがあがってる〜!!
しかしこのタイミングで車が動かなくなるのは想定外でした。こんな時になんで( ; ; )
まずは親戚の男性陣が頼んでないのに車を後ろから押してきました。「クヤ、エンジンかけて」、要は押しがけです。しかしよく考えたら・・・
げっ、この車オートマ!!
押しがけでエンジンかかるわけないのです(-_-;) 押しがけでエンジンかかるのはマニュアルですから。今回結婚式に参列した親戚で車の所有者がおらず、みんなオートマの車を知らなかったのです(^_^;)
そこに現れた救世主!!
見知らぬおじさんが「どうしたの?」と言ってきてくれました。幸い私はバッテリーを繋ぐケーブルがあったので、それを彼の車に繋いでくれました。
20分ほどチャージしてオーディオや鍵は動くようになりましたが、肝心のエンジンがかからない(-_-;) そのおじさんはここの向かいの私立小学校の生徒の送迎が仕事で、タイムアップとなりましたが、見ず知らずの私たちのために貴重な時間を割いてくれました。結果はともかく、大変ありがたかったです(^_^)
またしても現れた救世主②
さっきの様子を見ていた見知らぬお兄さんが寄ってきて「バッテリー外して、どっかに持って行ってチャージしてこようか?」と言ってくれました。もちろん「よろしくオニガイします」です。
そしてバッテリーを外し、彼のトライシクルにバッテリーを載せ・・・
1時間ほどで戻ってきて取り付けてくれました。で・・・
やったー!!動いたー!!
これで新郎新婦の家に行けることになりました。マニラあたりなら、見知らぬ人間にバッテリーを渡すなんてことはあり得ないのですが、ここはダバオの外れ、要は村みたいなとこです。悪さでもしようものなら、警察呼ばなくてもすぐにお里が知れます。
ちなみにかなり嬉しかったので、このお兄さんに大奮発して200ペソ(400円ぐらい)払おうとしたら、過分に頂戴したみたいな態度で「そんなにいらないよ」と言われました。もちろん払いましたけどね、コーラも1本付けて(^o^)
なんていいヤツだー!!
その前のおじさんもですが、見知らぬ2人に助けてもらい、感謝感激でした。今回はフィリピン人の人情を目の当たりにしました。それは炎天下の中だったからです。普通の日本人ならあのくそ暑い時に寄って来てはくれないでしょう。
それから新郎新婦の家に行き、宴会に参加したのですが、エンジン切ったらまた動かないかもしれないので、3時間ほどエンジンかけっぱなしにしてました。すると「クヤ、ずっとエンジンかけっ放しでオーバーヒート大丈夫なの?」と親戚に言われ、なんとなく不安になり、ディーラーへ行きました。
上の画像はうちから車で30分のいすずダバオです。
この日はバレンタインデーだったので、スタッフが妻に花をくれました。妻も大喜びだったんで、来てよかったです(#^.^#) 本来は私がやるべきことだったんですが、朝からそれどころではなかったのです。
この時、5時を過ぎてたのですが、頼み込んで見てもらいました。エンジンをかけた直後にガクンと電圧が下がる(9ぐらいまで下がった)のがわかり、「これは交換しないとダメだよ」とのこと。但し「いすずにはバッテリーの在庫がない。注文して3日かかる」と言われ・・・
ガビーン!!!!!!!
帰りがやばい!!「でも近所にバッテリーの専門店があるから、そこに行けばいい。そっちの方が安いし、ディーラーのバッテリーと品質変わらないよ」と言われ、急いでその店に行きました。いすずの整備士はいつもそうですが、なかなか親切です(#^.^#)
夕方5時半、バッテリー専門店に到着。スタッフは帰りかけだったのでギリギリでした。
あっと言う間に取り付け完了!!
で、購入したバッテリーがこれ、5900ペソ(12000円)でした。ディーラーのが8700ペソ、行きつけのカーショップでは7400ペソだったんで、かなり割安でした。しかしそこで驚愕の事実が・・・・・
このダメになったバッテリー、ガソリン車用だったことが判明しました。私の車はディーゼル車です。「使えないわけではないが、すぐにダメになるよ」とスタッフに言われ、愕然としました(;'∀')
中古で買ってから1年4ヶ月、今まで問題なかったのですが、いったいなぜバッテリーがガソリン車用になったんだろうか?ガソリン車用の方が1000ペソ程度安いので、前のオーナーがバッテリーがあがった時「どう売るから安い方でいいや」と思ったのかなあ・・・でもこの車は弁護士のサードカーだったんで、使用人がバッテリー交換を頼まれて、差額を懐ぽっぽかなあ。まあ過ぎたこと、どっちでもいいんですけどね(^_^;)
いや〜今回はラッキーでした。でも結論から言うとラッキーではなく、この地域でこういうことは普通のことだそうです。
この車を買った時に中古車だったんで、いつ止まるかわからず、義弟に「どっかで止まったらどうするんだ?」と聞きました。この国には日本で言えばJAFのようなサービス機関がないからです。で、義弟の答えは「ダバオ市内ならどこにでも人がいるから何とかなるよ」でした・・・
うっ、そんないい加減な~!!
と、その時は思ったのですが、今回それは事実だということがわかり、義弟を疑った私がバカでした(-_-;) 当時は一定の車の知識がないとやばいかな?ちょいちょい止まるなら新車を購入しないとダメかな?とも思いましたが、購入してから1年4か月間故障もなかったので、そんなことはすっかり忘れてました。
今回フィリピンで中古車を運転するのに必要なのは、車の知識よりも語学力とコミュニケーション能力、あとは現金ということがわかりました。カードでは道端で助けてくれる人には通用しないですからね。
しかし車に限らず、これからもいろいろトラブルありそうです。理由は私自身の性格にあります。ぶっちゃけ自信過剰なタイプで、ドツボにハマっても自分でなんとかできると思いこんでおり、防衛本能があまり機能してないのです。「順風満帆な人生じゃつまらないな」という気持ちもあり、今までの人生もけっこう失敗を楽しんできました。しかしもうすぐ57歳ですからあまり冒険はできない歳ですよね、考えなくっちゃ(^_^;)
まあ親切なフィリピン人はいるもんですね。まだまだ移住初心者、これからもがんばりまーす。機械オンチの私ですが、いずれは道端で困ってるフィリピン人を助けられるようになりたいです、機械以外のことで(^_^;) ではでは!!
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