そうだ!フィリピンに住もう

ダバオ Davao Dabaw byえくえく

フィリピンの英雄マニー・パッキャオの思惑は?

皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) 昨日「フィリピンの英雄」ことマニー・パッキャオ選手の試合がありました。WBA世界ウエルター級王座統一戦です。なんと40歳ですよ!!

マニー・パッキャオ - Wikipedia

 

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アメリネバダ州ラスベガスで、ボクシング6階級制覇王者のWBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)が下馬評を覆し、WBA世界同級スーパー王者キース・サーマン(30=米国)を2-1の判定で破り、王座統一を果たしたました(^o^)

 

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1. 試合内容

いや~、胸がすくようなクリーンな試合でした。クリンチがほとんどなく、正統派ボクサー同士の素晴らしい戦いでした。この試合を見るまで、風貌が少し似ていたので「またメイウェザーみたいなやつだと嫌だなあ」と思っていたのですが、ポイント稼ぎの手数と逃げてばかりのメイウェザーとは大違いで、サーマンも素晴らしいボクサーでした。

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第1ラウンド

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40歳のパッキャオが29戦無敗のスーパー王者サーマンと対戦って、10歳歳下ですよ。サーマンは開始から積極的に前に出てきましたが、残り30秒でパッキャオは左ボディーから右ストレートでダウンを奪いました。「年齢的に後半勝負はヤバイ」と思っていたので、序盤にポイントを稼げたのは大きかったと思います。

キース・サーマン - Wikipedia

 

第5ラウンド

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サーマンの反撃です。右ストレートをパッキャオの顔面に決めたのはいいのですが、サーマンは鼻血を流し始めました。バッティングがあったようにも見えなかったし、どのパンチだったんだろ?

 

第8ラウンド

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パッキャオが少しバテてきたように見えました。この前のラウンドあたりから、サーマンもパッキャオのスピードに慣れたようで、ちょっとヤバイ感じがしました。そして終了間際にサーマンの右が決まりました(-_-;)

 

第10ラウンド

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開始早々サーマンが連打。1分半すぎの打ち合いで、パッキャオが強烈なボディーを決め、サーマンは腰が引けて逃げ回ってました。

 

それでもサーマンは残り30秒から右ストレートなどで反撃しました。かつてのパッキャオなら、相手が腹を抑えたら、もうイケイケでしたが、今は40歳ですから戦い方を変えたようです。

 

ファイナルラウンド

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最後は打ち合いになるかと思ったのですが、ちょっとグダグダでした。互いに手数放つも有効打が決まらないという展開。ようやく1分半過ぎにパッキャオの左が決まり、残り20秒でサーマンも右を顔面に決めたという程度でした。

 

結果

第1ラウンド以降はほぼ五分五分の展開でしたが、やはりパッキャオがしょっぱなにダウンを奪ったポイントが効いて、2ー1の判定勝ち!!内訳は115ー112が2人、113ー114が1人でした。しかし113ー114はさすがにあり得ないなとは思いました。115ー113か、115ー112が妥当なとこだったと思います。

 

2. 試合後の談話

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リング上でインタビューを受けたパッキャオは開口一番「楽しめました」とのこと。そして「サーマンは素晴らしいファイターで強かった。試合を盛り上げるために、試合前にトラッシュトークは意図的にやった」と言ってました。まあこれだけクリーンな試合をする2人ですから、それは言わなくてもバレてたとは思いますが(;'∀')

トラッシュ・トーク - Wikipedia

 

そして「お互いベストを尽くした。ファンのみなさん愛しています。見に来てくれてありがとう。いい試合が見せられた」と満足そうでした。さらに「フィリピンで議員としての仕事もあるので、サーマンとの再戦は来年かな?」とも言ってました。パッキャオもサーマンには好感を持ったように感じました。

 

しかし40歳で引退を考えてないんですね。一度引退してから復帰したから、もう引退はないのかな?とさえ思えるパッキャオのスーパーマンぶりでした。しかしこれで終わったらただのスポーツ新聞、この後ブログらしいことも書きますよ〜(#^.^#) 

 

3. ライブでなくても十分楽しめる

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上の画像は、うちのテレビチューナーです。3000円ほどで買ってテレビにつないだもので、要は地上波なんです。なわけで月ヶの支払いはなく、要はただでテレビ見てます。で、今回見たのはabs-cbn、つまりライブ放送ではなかったのです。

 

「この手の試合はライブでなきゃだめ」という方もいらっしゃいますが、うちは「そんなの関係ねえ~」です。この手の試合は実際の試合から2時間遅れ程度で放送されるので、見るまではSNSなどネットは見ないことにしてます。だって先に結果わかったら、つまんないでしょ~!!

 

そして民放の常「コマーシャル」がラウンドが終わる度に入ります。ところがそのコマーシャルが意外に良かったりするのです。私はこの手の試合を人の家でライブで見たことがあるのですが、何か味気なく、ケーブルテレビなどの有料放送よりも「ただの地上波放送の方がおもしろいな」と思いました。

 

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上の画像はペンキシェアNo.1のBOYSENのコマーシャルです。

 

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コマーシャル自体も、上の画像のようにストーリー仕立てになってておもしろいのですが・・・

 

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一番うれしいのは、コマーシャル中に前のラウンドのハイライトを放送してくれるのです。そしてそれを毎ラウンドごとにやってくれます。それがあると次のラウンドへの展開が具体的にわかりやすく、個人的にはワクワク感が増します。

 

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上の画像は魚の缶詰のコマーシャルで、パッキャオがやたらコミカルに動き回ります。試合中のシリアスさとは別人で、これはこれでおもしろいのです。但し私はこの缶詰きらいです(-_-;)


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で、当然コマーシャル中に前のラウンドのハイライトを放送してくれます。但しこのスポンサーの場合、コミカルなパッキャオとシリアスなパッキャオの対比がおもしろかったりします。

 

4. CMスポンサー

日本で言えば「紅白歌合戦にCMを出す」ような状態ですから、名だたる企業がスポンサーになってます。では以下、そのCMをいくつか挙げます。

 

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Tideは洗剤です。うちはたいていこれを買ってます。

 

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ホラー番組の広告もありました。フィリピン人はホラーが好きなんです。あとは映画やコンテスト番組などのいわゆる番宣もありました。

 

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上の画像はSmartという通信機器メーカーのゲームソフトの広告です。ちなみに妻のガラケーがSmartです。


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匂いに敏感なフィリピンには必須アイテムのDownyです。「そんなに使わなくてもいいじゃん」と思うほど使う人も少なからずいます。


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ご存じ中華チェーンのChowkingです。これ、フィリピン人はチャオキンと発音しますが、日本人はチョ―キンと発音します。まあどっちでもいいとは思いますが。

 

5. パッキャオの思惑は?

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そして最後のCMで、ひっくり返りました!!あの悪名高きabs-cbnが、なんと政府広報的な広告を出していたのです。しかもドゥテルテ大統領の顔がアップです。まあ日本で言えば、NHK山本太郎の宣伝したような・・・

 

なんじゃこりゃ~~

 

と、天国の松田優作も叫んだでしょうね、たぶん。あれだけ自由党寄りで情報統制やって、フェイクニュースで大統領を陥れるニュースを流したのに、手のひら返したようです。フェイクニュースの犯人は自首し、先日扇動した大統領のロブレドも逮捕され、もう観念したのですかね?まあそれだけ置かれた状況がわかったとは思いますが。

 

abs-cbnに対して、今まで累積した法人税の未払いで「来年は放映権取り消し」とドゥテルテ大統領も公言してますが、法人税払う気あるんですかね?これってまさかのゴマスリ?アキノ前大統領へは賄賂でどうにもなったけど、ドゥテルテ大統領にゴマすっても通用しないはずなんですけどねえ。但し個人的にはもったいないと思ってます。たしかにニュース番組は情報統制してたかもしれませんが、他の番組はおもしろいんですよね。日本で言えば「テレ朝は偏向報道だけど、相棒は見る」みたいな感覚です。

 

まあフィリピン航空(PAL)も3年前に「法人税の未払い分払わないと、マニラ空港第2ターミナルは閉鎖」と脅されて、結局払ったから、もう払うしか道はないと思いますけどね。

フィリピン航空、ニノイ・アキノ国際空港の利用料約130億円を支払い ドゥテルテ大統領が「ターミナル閉鎖」も示唆 - ライブドアニュース

 

あともう一つ気になったのはパッキャオの思惑です。メイウェザー戦では、本人の意向で強く拒否したabs-cbnでの放送ですが、今回はなぜか元に戻りました。パッキャオ自身が上院議員だけに何かの思惑があるのでしょう。なんだろな?これで儲けさせて、法人税を払わせるつもりかな?まだ想像の域を出ませんが、ではでは!!

 

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