皆さん、こんにちは。えくえくです(#^.^#) 実は私、フィリピンへ移住してから初めて仕事しました。とは言っても11/5~11/15までの10日間だけです。近所の邦人の方が日本へ一時帰国することになり、その代役として渡航書類の翻訳の仕事でした。
ちなみにうちは家業として、インターネットカフェや養豚、造園業、コピーサービスなどをやっているのですが、57歳のこの歳になって、まさか人に雇われて仕事をすることになるとは夢にも思いませんでした。人生って、わからんもんですね。そういえばかつて小泉首相も「人生にはまさかという坂がある」と言ってましたよね(-_-;)
職場はAttic Tours Philippinesという会社のダバオ支店で、ダバオ市内エコランドのSMの3階にオフィスがあります。この会社は旅行や出稼ぎなど、主に日本行きのビザの手続き代行をしています。詳しくはこちらの↓サイトをご覧ください。
まずは肝心の料金です。1680ペソ+300ペソ=1980ペソ(4000円)がスタンダードになってます。また申し込みをしてから書類を受け取れるのは、営業日ベースで7〜12日後とのことです。但しここはフィリピンですから、1ヶ月ぐらいは見といた方がいいと思います。この国に「絶対」なんてありませんからね。ちなみにここは「日本初めて」というお客さんが8割程度でした。
あとこの会社は韓国や台湾行きのビザ手続き代行もやってるのですが、この10日間で私が見たのは、韓国行きが1件だけで、それ以外は全て日本行きの渡航手続きでした。なわけでこのAttic Toursは実質「日本行きの渡航手続き」の会社と言っていいような気がしました。
いろんなツアーがあるようですが、この10日間でツアーの申し込みはほとんどなかったです。また日本の行先は名古屋、大阪から九州にかけて、なぜか東日本よりも西日本の方が多かったです。
皆さんご存知のディズニーランドツアーです!!
他には東京バスツアーもあります。これなんかもっと人気でもいいような気がするんですけどねえ・・・
あとwifiレンタルもやってて、日本は1日249ペソ(500円)だそうです。これは意外と需要がありました。というのはフィリピン人のお客さんばかりなので、慣れない日本でwifiの手続きをするのは不安があるのでしょうね。
あとビッグカメラと提携してるようです。
私の仕事はスタッフが読めない日本語があった場合に、聞かれたら口頭で答えるという内容でした。直接お客さんと接するケースも何度かありましたが、1日に何回もあるわけではないので、正直ちょっとつまんなかったです。
但し今回の仕事で、私は直接お客さんと話す方が向いてることを改めて知ることになり、この仕事を紹介してくれた邦人の方に感謝してます。職業として自分のビサヤがどこまで通じるか?英語に頼らずに、どこまで現地語で通用するか?ホントはもっと試してみたかったです。
ここのスタッフの言語は、男性スタッフがマニラ出身でタガログ、女性スタッフは地元出身でビサヤです。お客さんはまずビサヤで話しかけてくるので、それを理解できない男性スタッフはストレスにならないのかな?と思いました。ミンダナオの人がみんな上手にタガログができるとは限りませんからね。
あとどう考えても、毎回お客さんに「タガログで」と言うのも面倒ですよね。ちなみに4日目に地元のダバオの男性スタッフが入り、友達になりました。やっぱ私は正直、ダバオ人(taga Davao)の方が気取ってなくて付き合いやすいです。
で、上の画像ですが、10月下旬にミンダナオで大きな地震があり(この1か月で3回大きな地震あり)、その後も余震が続いていたので、私はヘルメットを持って行きました。モール内なので、かぶってると笑う人もいましたが・・・
しかし上の画像をご覧ください。これは先日の地震で倒壊したコンドミニアムですが、このモールの隣にあるのです。これが笑われてもヘルメットをかぶって行った理由で、私は決してオーバーとは思ってません。
この国は全て自己責任です。誰も私を守ってはくれません。自分を守るのは自分だけです。ちなみにヘルメットを装着したのは初めの4日間だけで、5日目からはかぶるのやめました。余震も減ったし、頭が蒸れるんですよね(-_-;)
そしてヒマな時はブログを更新したり、フェイスブックをやってました。ちなみにここのスタッフはshopeeという通販サイトが人気で、よく買い物(ネットショッピング)してました。モール内にいて、通販で買い物するのは不思議な気がしましたが、スタッフに聞いたら「ネットの方がセールがあるから安い」とのことで、納得しました。
マニラの本店から来たマネジャーに聞いたら、ここはマニラ店に比べると、かなり客数が少ないそうです。要はヒマってことです。ま、そりゃそうですよね。マニラは人口1200万人の大都市、ここダバオ市は人口150万人ですからマニラの1/8です。マニラの周辺も人口は多いので、周辺人口も含めたら1/8よりももっと少ないかもしれません。
証明写真はここでも撮れますが、150ペソ(300円)と、少し高めです。
このオフィスにはタダのコーヒーがあって助かりました。まあインスタントなんですけどね(-_-;)
上の画像はタイムカードです。なんかかっこいいんですよね。
そしてたまにスタッフがハンバーガーなどの差し入れをしてくれました。たぶんここのスタッフ、給料がいいんでしょうね。ジョリビーのテイクアウトなんかも、フライドチキン2個食べてましたから。独身だからかな⁉️私の家の地域では、一人でジョリビーのフライドチキン2個食べてる人は見たことないので「スゲーな」と思ってしまいました。ちなみに私も一人でジョリビーのフライドチキン2個はやったことありません(-_-;)
上の画像がこのオフィスがあるエコランドのSMです。ちなみにダバオ市内にはラナンというところにもう一つSMがあります。フィリピンはこのモールもそうですが、銀行など政財界もほとんど中国系で、要は中国系に支配されてる国なんです。
いい悪いは別として、ここで働いてると「中国人の手の平で踊るフィリピン人」の中に自分はいるんだなと実感しました。あと3階のオフィスなんで、ビルの中に長時間いる閉塞感はちょっと苦痛でした。風の音も雨の音も動物の鳴き声も聞こえない・・・うちのまわりは自然だらけですから、生活音が長時間全く聞こえないのは気味が悪くて、気持ち悪くなりました。まあ1~2時間ならビルの中にいてもどうってことないんですけどね。
SMプライムの純益18%増の276億ペソ | まにら新聞ウェブ The Daily Manila Shimbun Web
そもそも私は自分勝手な人間なので、雇われて働くことが嫌なのです。「他人の言うこと聞くなんて真っ平ごめん」というタイプですからね。20代半ばでサラリーマンをやったのも、大学卒業後すぐに商売に失敗して倒産したからで、社会勉強と思って、しょうがなくやっただけなのです。しかも上司の言うことなんてほとんど聞かなかったので、転勤の連続でした(-_-;)
当時「私は他人に雇われるのが嫌だからいずれこの会社をやめて自分で起業します。でも10年間はこの会社で精一杯がんばります」なんてことを面接で言って、終身雇用の時代に、よくあんな大きなに会社に入社できたもんだと思います。今こんなこと言って採用してくれる会社あるんですかね⁉️
今回このブログを作って「なぜ自分はフィリピンが向いてるか?」が、少しわかりました。私はそもそも他人の言う事なんて聞かないのですが、それって大方のフィリピン人と同じなんですよね。一度しかない人生を他人に支配されるなんて、真っ平ごめんですからね。だからこの国にいると居心地がいいのかな・・・なんて思ったりもしました。今回は自分探しの旅に10日間出たようで、ホントにいい経験になりました。また10日間ぐらいどっかで働いてみよっかな⁉️嫌なら速攻やめるし(-_-;) ではでは!!
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